HIFU治療のメカニズム
HIFU(高密度焦点式超音波)治療とは、皮膚にダメージを与えることなく皮膚の筋膜層(SMAS)にエネルギーを照射し、肌の引き締め、コラーゲンの再生を行う治療です。
たるみの原因でまず一番に挙げられるのが、老化に伴うコラーゲンの減少による皮膚の緩みです。HIFUは筋肉と皮膚の間にある筋膜層(SMAS)のみにアプローチすることで、皮膚表面へのダメージはなく、凝固ゾーンを形成し、その部分の創傷治癒過程により、コラーゲンの分解と合成が繰り返され、新しく再生されていくことで、肌の引き締めや引き上げが可能となります。
筋肉を包んでいる膜を筋膜といいます。その中で顔の筋肉を支えている表情筋と皮下脂肪の間にある筋膜をSMASといいます。 以前はメスで切らないと到達できませんでしたが、HIFU機器はSMASまでピンポイントで照射が可能なため、従来のたるみ治療機器に比べ効果的にリフトアップが可能です。SMAS筋膜にスポットでエネルギーが加えることで、当てられた部分同士が熱によって引っ張り合います。この収縮によって肌が引き締めとコラーゲンを再生させる効果を得られます。この効果は照射してすぐに実感することができます。
さらに、エネルギーを受けて収縮した筋膜は「3ヶ月~半年」かけて少しずつ再生されていきます。この再生効果により、長期間リフトアップ効果を得ることができます。
ハイソニックは今までの治療器の後継機種として、良い部分を更に改善をおこなった第3世代の最新ハイフシステムを搭載しています。ハイフ治療では、超音波の焦点部分の温度が約60~70度となります。ハイソニックではムラなく均一な照射ができるため、従来よりさらに効果的なたるみの治療が行えます。
また、たるみの状態は皮膚や脂肪の厚さ・表情筋や靭帯の形状や部位によってお一人ずつ異なります。
当院ではこれらの要素を考慮しつつ、患者さまごとの状態に合わせたオーダーメード治療を行うため、3種類の深度のカートリッジ(4.5mm、3.0mm、1.5mm)を使い分けて施術を行っております。
こんな方におすすめ
- 顔のたるみが気になり始めた
- 頬やフェイスラインのたるみが特に気になる
- 顔を引き締めたい
- ほうれい線を目立たなくしたい
- 瞼のたるみで目が小さくなった
- メスを使った治療はしたくない
ハイフ(ハイソニック)による効果
メリット
- 皮膚表面へのダメージがない
- 直後から効果を実感できる
- 当日のメイクOK
- ダウンタイムがない
- 効果の持続期間が長い(4ヶ月~半年)
デメリット
- 施術施術中に痛みを感じる事があります(個人差あり)
ハイフ(ハイソニック)の特徴
施術の流れ |
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ダウンタイム | 目に見えるダウンタイムはありません。個人差はありますが、施術後2週間程度、施術箇所の筋肉痛様の痛み(もしくは軽いむくみ)を伴う場合があります。 |
お化粧 | 施術後すぐに可能です。 |
来院の目安 | 3カ月~半年(2回目は初回から1か月後に再度照射すると効果的です) |
ハイフ(ハイソニック)の料金
全顔 | 1回 ¥88,000 |
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